お客様はメディア調査会社様です。テレビ番組のコーナー視聴率が抽出できるシステムを、テレビCMのメディア効果測定等に活用されていました。

しかし、番組はコーナーによって細かく区切られています。全テレビ局の1日のコーナー総数は実に約1万件にも上りました。

そうしたデータが数年分という膨大なデータとして蓄積され、既存システムでは満足の行く処理速度を保てなくなっていました。

弊社はコンサルティングから取り組ませていただきました。その結果、お客様は高速化以外にも、別のシステムでも活用できるような汎用性も希望されていることがわかりました。

そこで、テレビ番組情報集計システムのエンジン部分となるAPI（Application Program Interface）構築をご提案し、採用いただくことができました。

それは、番組情報提供会社から提供される全ての「番組コーナー」「コーナー視聴率」データを毎日取得し、情報を統合をして高速処理に対応可能なデータとして蓄積するものです。

番組情報は毎日午前にデータ処理を経てAPIに蓄積され、翌日午後には前日のコーナー視聴率が抽出可能になりました。課題であった処理速度は高速でストレスなく使えると評価いただいています。

汎用性の面では、API情報を使って別のシステムにて有効にご活用いただいています。タレント名やジャンルなどのキーワードを入れると、関連する番組の視聴率情報の閲覧できるものです。

お客様との機密保持契約に基づき非公開（東京都）

メディア調査会社

初期構築 約3ヶ月　システム保守・運用も継続中

Java・データベース・高度検索技術